第2科目候補 「教育課程論」と学校図書館 開催案内&参加者募集!

 
学校図書館司書が、その職につくにあたって学ぶべきこととは何か?
その資格要件はどのようなものか?
現場の人間たちでそれを考えてしまえ!という
無謀かつ大真面目なこの企画。
第1科目候補「情報メディアの活用」に続き第2科目候補が、いよいよ2月に行われます。
教職課程の必須科目である「教育課程論」に真正面から取り組みます。
 
そして今回は隊員以外にも広く参加者を募集してみんなで思い切り学んでみたいと思います。
全3回となっておりますが、1回のみの参加でもOKです。
3回の講義とも、資料及び当日の録画映像を公開しますので、途中回からの参加でも大丈夫です。ぜひご参加ください!
 
第2科目候補 「教育課程論」と学校図書館
 
講師 今井福司先生(白百合女子大学 講師)
*参加費 ひとり1,500円
 
第1回 2/13(木)午後6時半~ 港区立生涯学習センター 303学習室
第2回 2/16(日)午後2時~  港区立生涯学習センター 305学習室
第3回 2/20(木)午後6時半~ 杉並区久我山会館 第一集会室
 
  *新橋駅 徒歩3分
 
  *井の頭線久我山駅 徒歩2分
 
★参加申し込みはこちら→
 
★講義内容 
1回目が前提条件の確認,
2回目がいわゆる「教育課程論」,3回目が教育課程論の内容を学校図書館
引きつけたまとめの回という位置づけです。
3回を通じて,「教育目標」というキーワードを全員で共有したいと
思います。

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1:学校教育の前提としての教育課程,教育目標

・学校教育を巡る前提の確認(問いかけ)
・教育課程とはそもそも何か。
・教育の目標と教育課程
 →教育の目標はいつも対立軸が必ずある。そしてどちらが正解と言うことがない。
・学習指導要領とは何か。
 ・学校図書館に関係する学習指導とは…単に「学校図書館」という言葉だけでなく
・カリキュラムの類型,スコープとシーケンス

2:様々な教育課程の類型と教育目標

・日本の教育課程"モデル"としてのアメリカ
・1950年代日本における問題解決学習
・アメリカの学問中心カリキュラムとブルーナー仮説
・アメリカにおけるカリキュラムの人間化
・1980年代における米国の教育改革
・新しい学力観と「生きる力」

3:教育課程,教育目標から考える学校図書館

PISAとTIMSS
・「総合的な学習の時間」の確認
・学校教育と学校図書館を巡る法規
・読書センター,学習情報センターとしての学校図書館が成立する条件
学校図書館を教育課程に位置づけて考えるためには(ディスカッション)
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